リアルタイム報道室
sports /

光と影の稽古—北陸大学 柔道部の勝ち筋と素顔

光と影の稽古—北陸大学 柔道部の勝ち筋と素顔
光と影の稽古—北陸大学 柔道部の勝ち筋と素顔
@ John Shaw • Click to Play Video Inline
🎵 光と影の稽古—北陸大学 柔道部の勝ち筋と素顔

北陸大学 柔道部は、派手さより積み上げを選ぶチームだ。毎週の時間割は細かく、練習は松雲記念講堂柔道場とトレーニングルームで行われる。成績は北信越を軸に全国へ広がり、2026年3月の北信越柔道選手権では優勝し全日本柔道選手権の出場権を得た。

男子25名・女子1名。指導は全日本柔道連盟公認A指導員の川端健司監督を中心に、近藤俊ヘッドコーチらが戦術と体づくりを分担する。全国大会出場だけでなく、警察官・刑務官・消防士・市町村役場など社会貢献職を見据えた育成も特徴だ。

項目 要点
部活動名 北陸大学 柔道部
部員構成 男子25名/女子1名
稽古場所 松雲記念講堂柔道場+トレーニングルーム
週の稽古時間 月水金17:00–19:30/火木7:00–8:30/土9:30–12:00
監督 川端 健司(全日本柔道連盟公認A指導員・B審判員、講道館柔道五段)
直近の主な実績 2025年北信越学生柔道で団体・個人優勝、全日本出場権/2026年3月北信越柔道選手権 優勝で全日本出場権(創部以来初の快挙)

「北陸大学 柔道部」が求めるのは勝ち方より“続く力”

北陸大学 柔道部の魅力は、勝ち負けの派手さだけでは説明しきれない。部の掲げる「文武両道」は、合間の時間を“使い切る”発想として日常に落ちている。勉強と稽古は同時に走る。だから練習は、時間割の細かさそのものが戦略になる。

体力づくりと技術研究を分けて考え、結果を急がない。とはいえ、勝負どころを曖昧にしない。北信越の大会日程が近づくと、個人戦の対策だけでなく、団体戦で必要な順番・連係まで同じ熱量で詰めていく。見ていると分かる。これは単なる“部活”ではなく、進学と進路まで見据えた養成の場だ。

北信越の大会に向けた北陸大学 柔道部の稽古イメージ

稽古の時間割が語る「型」と「強度」—週のメニュー

北陸大学 柔道部は、練習が“曜日で生活に固定”されている。月・水・金は17:00〜19:30。火・木は7:00〜8:30、土は9:30〜12:00だ。朝練があるのは、心肺だけでなく集中のスイッチを早く切り替えるためでもある。

練習場所も要点が明確で、松雲記念講堂柔道場で基本の反復を積み、トレーニングルームで身体の土台を作る。柔道は瞬間の技術に見えるが、実際は筋力・可動域・回復力の総合点で勝負が決まる。部の時間割は、その“裏側”を無理なく毎週確保している。

朝の短時間で狙うのは、目覚めではなく“攻めの準備”

火・木の7時台は短い。だからこそ「何をやるか」が研ぎ澄まされる。軽い技の確認に終わらず、体温が上がる前から前進・崩し・受けの連動を通していく。最初の数十分で“当たり”が作られると、夕方の練習は一気に質が上がる。

土曜の枠は、団体戦のシミュレーション向き

土は9:30〜12:00。短時間で濃度を上げるため、対人の反復に加えて、勝ち筋の整理が入りやすい。団体戦では1本の重みが増える。だからこそ、準備の段階で「どの展開に持ち込むか」をチーム全体で共有する土曜が効いてくる。

指導陣—川端健司監督が軸に置く“審判目線の成長”

北陸大学 柔道部を支える中心人物は川端健司監督だ。全日本柔道連盟公認A指導員であり、B審判員も務める。講道館柔道五段という経歴の重みが、指導の言葉の精度に表れる。

試合の場面で「なぜ判定が動いたか」を言語化する力は、審判員の経験があるからこそだ。選手は技を覚えるだけでなく、相手が同じ土俵に立ったときにどう評価されるかも学ぶ。技術の習得が、結果へつながる確率を上げる。

近藤俊ヘッドコーチが担うのは、戦術の共通言語

ヘッドコーチの近藤俊は、チーム戦略を“全員が同じ言葉で理解できる形”にする役割を担う。団体戦は順番があり、同じ階級でも役割が変わる。そこを曖昧にしないのが強みだ。

トレーナー窪田和樹とコーチ陣の役割分担

南谷直利、観音勿太郎、そしてトレーナーの窪田和樹が、身体づくりと技術の接点を整える。顧問の松本和彦も含め、学内の活動と大会の準備を両立させる意思決定が早い。選手にとっては、迷いが減ることが最大の安心になる。

指導陣の連携イメージ

全国大会への道筋—北信越優勝が“通過点”になっている

北陸大学 柔道部は全国大会出場を目標に置きつつ、近道のような発想はしない。北信越の大会で勝ち切り、さらに全日本学生柔道の舞台へ接続する。その流れが近年は結果として強く出ている。

具体的には、全日本学生柔道体重別団体・個人戦、全日本学生柔道優勝大会(無差別団体戦)での複数回出場が挙げられる。個人戦ではベスト16進出の実績もあり、単に団体で強いだけのチームではない。

2025年:北信越学生で“団体優勝”がインカレ出場権につながる

2025年の北信越学生柔道体重別団体優勝大会では男子団体戦で優勝を果たし、17回目となるインカレ出場権を獲得した。数字の重みがある。大会で積み上げた経験が、翌年の戦い方に直結する。

2025年:体重別選手権の個人戦で複数が全日本へ

同じく2025年の北信越学生柔道体重別選手権大会では、男子各階級で優勝者が出た。さらに個人戦では、複数名が全日本学生柔道インカレ選手権への出場権を得た。階級ごとに勝ち筋が異なるはずなのに、同じチームとして整合が取れている。

2026年3月の快挙—北信越柔道選手権で優勝し、全日本柔道選手権へ

北陸大学 柔道部が話題になったのは、2026年3月に開催された北信越柔道選手権大会だ。部員が見事に優勝し、全日本柔道選手権大会出場権を取得した。部にとっては創部以来初の快挙という。

この種の“初”は、単発の偶然ではなく、日々の練習の積算が形になるときに起きる。強度を上げるだけでなく、対戦相手のスタイルを想定して練習の組み替えを行う。試合の直前で慌てないのは、準備が積み上がっているからだ。

北信越から全日本へつながる勝負の舞台

技術だけでは終わらない—ボランティアと進路設計が“柔道の外側”を形にする

北陸大学 柔道部の特徴は、地域社会への貢献に力点を置いている点だ。ボランティア活動に積極的に関わり、柔道を通じて学びを社会へ返そうとしている。競技の成績は数字だが、行動は記憶として残る。

さらに将来の進路にも、現実的な目標が置かれている。部では警察官、刑務官、消防士、市町村役場などの社会貢献職を見据えた育成を進める。柔道が養う規律や危機対応の感覚が、職務に活きるという考え方だ。

「文武両道」が意味を持つのは、稽古後の時間

稽古の終了後、学業をどう回すかで生活は決まる。北陸大学 柔道部は、毎週の稽古がすでに生活に組み込まれているからこそ、学習の配分も設計しやすい。勝つための時間管理が、そのまま卒業後の社会で通用する段取りになる。

部の情報にたどり着くには—参加希望者が確認すべき窓口

北陸大学 柔道部は、参加希望や情報取得に関して窓口を明確にしている。柔道場の学生活動室に問い合わせることで、部の活動内容、見学の可否、競技経験に応じた相談などを受けられる。

初めての人にとって大切なのは、“実際の雰囲気”を自分の足で確かめることだ。練習は礼儀の場でもある。見るだけでも、監督やコーチの声かけ、先輩が後輩に技を教えるタイミングなど、チームの判断基準が見えてくる。

Frequently Asked Questions

北陸大学 柔道部の稽古日はいつですか?

月・水・金は17:00〜19:30、火・木は7:00〜8:30、土は9:30〜12:00が基本です。場所は松雲記念講堂柔道場とトレーニングルームです。

部の指導陣は誰が中心ですか?

監督は川端健司(全日本柔道連盟公認A指導員・B審判員、講道館柔道五段)。ヘッドコーチは近藤俊で、副教諭・コーチに南谷直利、観音勿太郎、窪田和樹(トレーナー)、顧問は松本和彦です。

直近で大きな成果はありますか?

2026年3月の北信越柔道選手権大会で優勝し、全日本柔道選手権大会の出場権を取得しました。創部以来初の快�